ZEB認証・リユースで実現する次世代のサステナブルオフィス構築

カーボンニュートラルやウェルビーイングが企業価値の重要な指標となる今、オフィスづくりも環境に配慮し、長く快適に使い続けられる工夫が求められています。その実現には、オフィスの建物と内装のどちらかではなく、両面からのアプローチが欠かせません。

物件選定の段階では、ZEB認証による高いエネルギー性能を備えたビルを選定することで、日々の電力消費を抑えながら快適な執務環境を確保できます。また、内装にはリユースや長寿命化の発想を取り入れ、資源を再利用する循環型の素材を組み合わせることが重要です。

エネルギーを無駄にしない仕組みと資源を大切に使う工夫。この二つがそろったとき、初めてオフィスは本質的なサステナブルへと進化します。これらの両輪によって築かれる空間こそ、企業の未来を支える「次世代のオフィス」といえるでしょう。

サステナブルなオフィスとは

サステナブルなオフィスとは、環境負荷を最小限に抑えつつ、働く人の健康や生産性を高めることを目的とした持続可能なワークプレイスです。

再生可能エネルギーの活用や高効率設備の導入による省エネ化、環境配慮素材を使用した内装、什器やパーティションをリユースするなど、建物のライフサイクル全体でCO₂排出を削減する取り組みが求められます。

また、自然光を取り入れたレイアウトや快適性を高める空間デザインは、企業の社会的価値やブランド力の強化にもつながるでしょう。サステナブルなオフィスは、環境配慮と経営を両立させる、新しい企業のあり方を象徴する空間といえます。

ZEB認証を軸に考えるこれからのオフィス物件選び

ZEB認証を取得したビルは、サステナブルオフィスの中でも特に注目される存在です。ここでは、ZEBの仕組みとオフィス選びにおけるその価値について解説します。

ZEB認証とは?未来のオフィスに欠かせない環境指標

ZEB(Net Zero Energy Building)とは、建物が消費する一次エネルギーを、省エネと創エネの組み合わせによって「実質ゼロ」に近づけることを目指した建築物です。

高効率な空調・照明・給湯設備によってエネルギー消費を抑える一方、太陽光発電や地中熱利用などで自らエネルギーを生み出す点が特徴です。ZEBは単なる省エネ技術の集合体ではなく、建物の運用そのものを環境負荷の少ない状態へ導く考え方に基づいています。

脱炭素社会が求められる今、ZEBは企業の環境責任をわかりやすく可視化できる新時代のオフィス基準といえるでしょう。

ZEB認証に基づく環境配慮型オフィスづくり3つの視点

ZEBの理念は建物を設計する側だけでなく、オフィスを選ぶ企業にとっても、環境負荷の少ない働く場を実現する重要な視点となります。サステナブルな働き方はこれからの企業姿勢にもつながるでしょう。ここでは、その実践に役立つ3つの視点を解説します。

①人にやさしいエネルギー環境

ZEBの理念は、単なる省エネではなく「快適性を保ちながらエネルギー収支を最適化する」ことです。温熱環境の安定や空気質の改善など、人が心地よく働ける環境づくりが中心に据えられています。

自然光を活用する採光設計や、CO₂センサーによる換気制御のあるビルを選ぶことで、日常的に快適さと省エネの両立を体感できます。これらの仕組みは従業員の集中力や生産性を高め、働く人のパフォーマンスを支える環境づくりにつながるでしょう。

②サステナブル素材と循環デザイン

環境配慮型オフィスを実現するには、建物だけでなく内装やオフィス家具にもサステナブルな選択が求められます。再生素材やFSC・PEFCなどの認証木材を使用することで、資源の持続的利用に間接的に貢献できるでしょう。

また、レイアウト変更や移転時にも再利用しやすいモジュール設計、リユース可能な什器・パーティションの採用など、廃棄物を減らしながら循環利用につながる素材選びも重要です。これらの取り組みは、施工時のCO₂排出削減だけでなく長期的なコスト最適化にもつながります。

③ウェルビーイングと企業価値の向上

ZEB認証オフィスの価値は、働く人のウェルビーイングを高める点にもあります。自然光が届く明るい空間、快適な温熱環境、清浄な空気質は、心理的な安心感や心地よさを生み出し、創造性やエンゲージメントの向上に寄与するでしょう。

働きやすい環境は、離職率の低下や優秀な人材の採用力向上にも直結し、企業ブランドを高める要素となります。こうした環境への投資は、企業の価値向上にもつながるでしょう。

サステナブルな内装構築|「買い替えない」を実現する3つのアプローチ

内装にもサステナビリティの観点を取り入れることで、企業の持続可能な姿勢を明確に示せます。ここでは、オフィスの内装で「買い替えない」を実現するアプローチを3つの視点から解説します。

①リユース(再利用)

オフィス家具や什器、建材のリユースは、製造の際に発生するCO₂排出を抑え、資源の浪費を防ぐ有効なアプローチです。オフィスにある資産を適切に点検・整備しながら再利用することで、初期コストの削減と環境負荷の低減を同時に実現できます。

リユースは「今あるものを活かす」というサステナブルの核心を体現する取り組みといえるでしょう。

②リペア(修繕)

オフィス家具や建具をリペアして再利用することは、廃棄や新規製造に伴うエネルギー消費を抑えるアプローチです。

補修や再塗装は、コスト効率に優れるだけでなく既存の家具や空間の調和を保つことにも役立ちます。また、品質を保ちながら長期間使用できるため、結果的にオフィスの資産価値を高める効果も期待できます。「使い続ける」という発想を具体的に形にするリペアは、環境配慮と経済性を両立させるサステナブルな内装構築の重要な手法です。

③アップサイクル(創造的再利用)

アップサイクルは、不要になった素材やオフィス家具に新たなデザイン的価値を付加する再利用手法です。単なる再利用にとどまらず、企業の創造性やブランドメッセージを表現できます。

廃材をリメイクした什器や再生素材を活用したオリジナルデザインは、サステナビリティへの姿勢を象徴するアイコンとしても機能します。環境配慮と企業らしさを同時に形にできる、次世代の内装アプローチといえるでしょう。

サステナブルオフィス成功のポイント

サステナブルなオフィスを実現するためには、働く人の満足度向上や企業価値の強化につながる工夫を、オフィスの計画や設計にどう組み込むかが成功の鍵となります。ここでは、その実現に向けたポイントをまとめました。

Point1:まずはプロと一緒に「資産の棚卸し」から

サステナブルオフィス成功の第一歩は、既存のオフィス家具・設備など、社内資産の現状を正確に把握することです。購入や廃棄に踏み切る前に再利用や修繕可能なものを明確にすれば、無駄な出費や環境負荷を抑えられます。

また、ZEB認証を受けたビルであれば、オフィス環境の省エネレベルが可視化できます。プロと連携しながら資産と環境性能とを整理することで、サステナブルなオフィス計画の精度が高まり、次のアクションへとつながるでしょう。

Point2:「捨てる」と決める前に専門家へ相談する

オフィスの移転や改装では、使わなくなったオフィス家具や設備を「廃棄する」と判断しがちです。しかし専門家に相談すれば、リユース・リペア・アップサイクルといった新たな活用方法が見つかる可能性があります。同時に廃棄や購入費用の削減にもつながるでしょう。

また廃棄物を最小限に抑える姿勢は、企業のCSRやESG評価にも直結し、環境配慮型企業としての信頼性向上にも寄与します。

Point3:新しいオフィスのコンセプトに合わせたデザイン計画を

リユースやアップサイクルを取り入れる際は、全体のデザインやコンセプトを統一することが重要です。色調・質感・レイアウトを工夫すれば、再利用したオフィス家具や素材にも新品以上の個性やストーリー性を持たせ、企業ブランディングとしても効果を発揮します。

さらに、こうした持続可能なコンセプトで仕上げたオフィスは、従業員の誇りやモチベーションを高め、企業イメージの向上にもつながるでしょう。

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まとめ

サステナブルなオフィスは、ZEB認証を取得したビルを選ぶような建物レベルの判断と、内装にリユースや長寿命化の工夫を施す空間レベルの取り組み、この2つがそろってこそ実現できます。

今求められているのは、資源を循環させながら、デザインと機能性を共存させたオフィスづくりです。そうした空間は、企業の価値観やブランドメッセージを力強く体現する新しい舞台となるでしょう。

ZEBとリユースを融合したオフィス構築は、環境にも人にも未来にも誇れる選択肢として、企業の次の一歩を確実に後押しします。

この記事を書いた人

HATARABAコラム編集部

HATARABAコラム編集部によるコラムです。オフィス移転やオフィスづくりなど、『はたらく場所を、もっとよくする。』ためのお役立ち情報を発信しています。

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