働き方改革によって会社に出勤するというスタイルが多様化しています。ICTの活用により、時間・空間を有効活用し、様々な形態のワークスタイルがとられています。
在宅勤務の導入によるオフィスの縮小、シェアオフィス、サービスオフィスなどオフィスの形態の選択肢が広がりました。そんなオフィスの選択肢の一つとして、ワークスペースを複数の企業でシェアリングするプラットフォーム「TIMEWORK」を選ぶ利用者も。本記事では、TIMEWORKについてサービス内容や具体的な使い方を紹介していきます。
TIMEWORKとは?
多くの企業で働き方改革の推進が行われ、場所にとらわれない柔軟な働き方へのニーズが広まっています。それに伴い、リモートワークを支えるようなシェアオフィスや、サービスオフィスが急速に増えていきました。
社員の働き方に合わせ、より「ワークスペースの選択肢を増やしたい企業」と「空きスペースをうまく活用してほしい事業者(ワーククスペースの提供者)」をひとつの契約でつなぐ仕組みが『TIMEWORK』というプラットフォームです。
TIMEWORKのサービス内容・メリット
TIMEWORKは、様々な働き方をサポートする、法人向けのワークスペースシェアリングプラットフォームです。利用したい企業と、スペースを提供したい事業者がTIMEWORKを使いつながるサービスです。
具体的な使い方は?
まず、利用企業が会社として登録をします。実際に利用する社員は使いたいときにスマホを使って用途に合わせてスペースを探し、利用します。スペースには1分単位で使える「オープンスペース」、仕事場として利用する「個室や個人ブース」、複数でミーティングを行うための「会議室」などがあります。オープンスペース以外は事前予約が必要となりますが、利用者の目的に応じたワークスペースがそろっています。
TIMEWORK加盟店の一例
アポイントの隙間時間も有効に活用!
次のアポイントまでの隙間時間に仕事ができるカフェを探す、といった経験をお持ちの方もいると思います。そういったちょっとした時間に手軽に使えるのが「オープンスペース」です。予約不要で、受付でスマホをかざすだけで利用できます。場所から検索して、そのスペースのQRコードを受け付けのQRコードリーダーにかざしだけというのは手軽で便利です。
全国約550ヶ所のワークスペースをご利用可能
TIMEWORKの加盟施設は北海道から沖縄まで全国約550ヶ所。リモートワークや出張時など、目的に応じたスペースをご利用いただけます。
一定の基準とは?
TIMEWORKの加盟施設はすべて新耐震基準、Wi-Fiセキュリティ、感染症対策などの衛生面も基準があり、クリアした施設のみ登録されています。(飲食店や遊興施設は加盟不可。)
というのも、テレワーク中の災害は、業務上の災害として、労災保険給付の対象となります。社員が業務利用する場所なので、安心して仕事ができるよう、基準を設けているのです。
TIMEWORKのコストと利用方法
※このサービスは法人企業のみのサービスです。個人での利用や、個人事業主としてお仕事をされている方は利用できません。
まずはサービス導入の流れを見ていきましょう!
サービスの内容、利用規約などを確認し、申し込みをします。
その後入会に関する審査を経て、管理者アカウントが発行されます。利用企業側で利用者(社員)の登録など、必要なシステム設定を行った後、利用者ごとマイページから利用する流れです。
まとめ
リモートワークを導入している企業では、働く場所をオフィスと自宅だけではなく、シェアオフィスやサテライトオフィス、レンタルオフィスを併用しているケースが増えてきています。今回紹介したTIMEWORKは働く”場所”と働く”人”をつなぐサービスです。固定費がかからないというのは大きな魅力。オフィスのあり方の選択肢の一つになりますね。
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