オフィス移転やリニューアル、オフィスを新規で構築する際、プロジェクトの進め方や、ワークプレイス戦略構築の手法、社内の合意形成の仕方など、他社の事例に触れてみたいと思いませんか。それだけでなく、物件、内装、システム導入など、選択肢があまりに豊富で迷われてしまう方も少なくありません。
様々なオフィスの課題をお持ちのご担当者様向けに当社が主催するのは、総務担当・オフィス構築担当者向け「オフィスツアー」。実際のオフィスを体験しながら導入の背景を知ることで、自社のケースに活かすイメージを膨らませられます。
本記事では総務担当・オフィス構築担当者向けのオフィスツアーについて、参加するメリットや費用、参加方法や当社が開催するオフィスツアーの他社にはない付加価値について解説します。
・オフィス構築で何から手を付けてよいかわからない
・オフィスの構築事例について実際に体感される機会を探している
上記の課題をお持ちの方はぜひご一読ください。
オフィスツアーとは?
オフィスツアーとは、企業が何らかの目的を持って自社のオフィスを参加者に対して一般開放し、オフィス案内や説明を行うイベントのこと。オフラインでオフィス内部を歩いて案内する形式が一般的ですが、自宅などからバーチャルでリモート参加できる「オンラインオフィスツアー」も開催されています。
採用活動としてのオフィスツアー
現在「オフィスツアー」として一般的に認識されるのは、採用活動の中で求職者に対して採用担当者が会社を案内する形式のイベント。
オフィスを案内し、オフィスの雰囲気や中で働く社員の雰囲気を感じ取ってもらったり、場合によっては社員と話す機会を設ける中で、実際に働くことになった際のイメージを具体化してもらい、志望度の向上を図ることを目的に開催されます。
総務担当・オフィス構築担当者向けオフィスツアー
近年、総務担当者・オフィス構築担当者向けのオフィスツアーも増えてきています。参加者の目的は自社オフィスの移転やリニューアルに伴うオフィスの構築にあたって、他社の実例を見て学ぶこと。新しいオフィスへのイメージを膨らませたり、具体的に導入する什器やシステムの検討を進めるヒントにつながります。
一方で、ツアー開催者側の目的は構築の事例や実際に導入したツール、オフィス構築により得られた効果などを説明するとともに、現地で実感してもらうことによりオフィス構築のタイミングにおけるビジネスの機会を獲得することが大半です。
従って、総務担当・オフィス構築担当者向けのオフィスツアーは開催先のオフィスの企業が単独で主催するというよりも、移転や内装の支援を請け負う企業、什器の販売を行う企業、システムを販売する企業などとの共催が多いのも特徴といえます。
当社主催のオフィスツアーの様子や、ご参加いただいた参加者様からの声はこちらの関連記事をご覧ください。
総務担当・オフィス構築担当がオフィスツアーに参加すべき理由
現在増えてきている総務担当・オフィス構築担当向けのオフィスツアーに参加する意義やメリットについて解説します。
オフィス構築事例を学べる
オフィスの構築事例はインターネット上でも収集できますが、実際にオフィスに足を運びオフィスの雰囲気や導入されているシステムを体感することにより、より具体的に自社のオフィス構築のイメージを膨らませることが可能です。
オンラインのオフィスツアーにおいても、映像や説明をもとにオフィスにいるようにイメージすることで近い状況を体験できます。
最新の情報やトレンドが収集できる
これからオフィスの構築を行う中で、現在どのようなトレンドがあるのか、どういった部分に最新のシステムなどが導入されているのかなどの情報収集も重要です。自力で情報収集するよりも実例をもとに担当領域のプロからの直接話を聞くことにより、最新の情報、自社にとって必要な情報を的確に仕入れることができます。
オフィス構築に関する相談の機会が得られる
総務担当・オフィス構築担当向けのオフィスツアーでは大半のケースでツアー同日、もしくは後日オフィス構築に関する相談の機会が設けられます。
今後オフィス構築が想定される段階での情報収集、具体的に構築のプロジェクトが想定されている段階での情報収集など状況に応じて相談を行い、具体的に案件化できるようであればビジネスとして提案が受けられる場合もあります。
業者に相談を行いたい場合もオフィスツアーに参加して実際の事例を見たうえで相談を行った方が具体的に話を詰められるかもしれません。
オフィスツアーの費用や参加方法は?
総務担当・オフィス構築担当向けに開催されているオフィスツアーの費用や参加方法について解説します。
オフィスツアーの参加費は原則無料
現在、オフィスツアーは求職者向け、総務・オフィス構築担当者向けいずれの場合でも基本的には無料で開催されています。
求職者向けのオフィスツアーは採用活動、ないしは選考活動の一環として行われるものであり、参加者に費用の負担がないのは当然と言えます。
総務・オフィス構築担当者向けのオフィスツアーの場合、ツアー自体が営利活動というわけではなく、ツアーで案内・説明を進める中でマッチングをはかれる案件があれば商談が進むといった形が取られます。
そのため、導入であるオフィスツアーは無料で開催されているケースが一般的です。
オフィスツアーの参加方法
求職者向けのオフィスツアーは企業の採用ページなど、採用に関する活動の中で公開されるケースが一般的です。
一方で総務担当・オフィス構築担当のオフィスツアーの場合、主催がオフィス構築において何らかの役割である業者(オフィスコンサル・デザイン会社・什器販売など)である場合が多く、そういった主催者経由で申し込むケースも多いため、申し込み窓口を探すのがやや難しいケースもあります。
当社主催のオフィスツアーはここが違う!
当社でも、総務・オフィス構築担当者向けオフィスツアーを無料開催しています。実際にその企業でオフィス構築を担当された方から説明いただけるオフラインのオフィスツアーです。
年間3000件ものオフィス構築のご相談をいただく当社だからこそ提供できる、オフィス構築の事例を学び、総務の交流の場となるオフィスツアーです。
構築の背景や具体的なコンセプトから説明が受けられる
オフィス構築を行う上で重要なのはオフィスのコンセプト。なぜオフィスリニューアル(もしくは移転)し、新たなワークプレイスを構築する必要があったのか。そしてどのようにコンセプトを形成していったのか。内装や導入したシステムなど、トレンドを取り入れているといったものではなく、コンセプトに沿って綿密に選択されています。
構築前のオフィスにどのような課題があったか、それを新しいオフィスでどう解決するか、といった前段での背景から、実際のオフィスが出来上がるまでのプロセス、更には新しいオフィスの反響にいたるまでのストーリーを知ることでより深い学びが得られます。
業界の最新トレンドも共有
年間3,000件ものオフィスの構築・移転を支援する当社のもとには常にオフィス構築における最新の情報が入ってきています。ツアー開催時にもその時点でのトレンドなどの情報を共有することが可能です。
総務・オフィス構築担当の繋がりが得られる
オフィスツアーは複数の企業のご担当者様から参加を募り、少人数で開催します。ツアーやその後の質疑応答、ディスカッションなどを通じて企業としての情報交換ができるだけではなく、同じ課題を抱える担当者様同士での繋がりをつくることもできます。
普段、あまり社外の同職種との情報交換の機会がないご担当者様もぜひこの機会をご活用ください。
オフィス構築の無料相談も可能
当社ではオフィス構築の無料相談を行っています。実際にオフィスツアーに参加してみて、自社の課題に照らし合わせてどのようなオフィスづくりをすれば解決できるかのなど、オフィス構築に関するご相談を無料で受け付けています。
申し込んで終わりじゃない!目的をもって参加しよう!
オフィスツアーではご参加いただいた担当者様にご満足いただけるよう準備をしていますが、当日ご参加いただくまでに目的を明確にしていただくことで、当日の気づきをより大きなものにできます。
自社のオフィスの課題を把握する
直近でオフィス構築が必要な場合でも、将来的に検討している段階でも、現在利用中のオフィスの課題を把握することは多くのメリットをもたらします。
オフィスが抱える課題の多くは、目的をもってオフィスを構築することにより解決・改善が可能です。オフィスツアーの参加前に自社の課題を把握することで、ツアーで説明を受ける中で自社課題の解決のヒントを得られるかもしれません。
見学するオフィスで見たいポイントを予習する
具体的なオフィス構築の背景やコンセプト、導入されているシステムなどについて当日も説明を行いますが、ツアー開催先の企業の理念や企業文化など可能な限り下調べをすることで、当日のツアーの中でより深い理解を得られます。
自社の課題と照らし合わせて、自社であればどういった選択肢があるか検討しておくと効果的です。
まとめ
総務担当・オフィス構築担当向けに開催されているオフィスツアーは、多様化するオフィス構築の選択肢の中で、自社にとって望ましい形を探る非常に有益な企画として注目され始めています。
ツアー参加にあたって重要なのは単なる事例紹介・サービスの販売促進イベントではなく、コンセプトから練り上げられ実現された事例のオフィスツアーを選ぶこと。また、同じツアーに参加するのであっても、漫然と参加するのと事前に準備をし目的を持って参加するのでは学びの深さが異なります。
ぜひ、しっかりと事前準備をした上でオフィスツアーに申し込んでみてください。
オフィスツアーを定期開催していますので、ぜひご参加ください。