1.台場エリアってどんなところ?
東京臨海副都心は「台場地区」「青海地区」「有明北地区」「有明南地区」の4区から成り立つエリアです。
今回はその中でも商業施設も多く賑わいのある「台場地区」にスポットを当ててみましょう。
エリアの特徴
「台場」とは大砲を置く「台」の「場所」を指しています。歴史をさかのぼると江戸時代に外国船の脅威から街を守るために砲台を設置したことから台場となりました。その際にエリア一帯の海を埋め立てた埋立地をつくり、のちの東京港開港以来さらに埋め立て開発が進み現在の台場地区が出来上がりました。
埋立地と聞くと液状化のリスクがあると思われるのではないでしょうか。
台場を含む臨海副都心では災害に強いまちとして対策が施されており、液状化対策の地盤改良や津波に対しても高潮防潮施設の整備がされているなど、十分な安全が確保されています。
周辺環境・アクセスは?
お台場海浜公園に沿って大規模な商業施設やテレビ局、レジャー施設が集まる賑わいのあるエリアとなっており今では都内有数の観光スポットでもあります。
東京湾に隣接しレインボーブリッジも見渡せる景観も多くの人を惹きつけます。
周辺の企業で働く方々にとっても、ランチスポットや仕事終わりの立ち寄り場所として楽しめますね。
アクセス面では、臨海副都心を結ぶ「ゆりかもめ」・JR埼京線との直通運転もしている「りんかい線」の2路線が利用できます。
東京都心や羽田空港からのアクセスもしやすく、通勤としても不便はしないエリアでしょう。
2.台場エリアの代表的なオフィス
臨海副都心に立ち並ぶオフィスは大規模なものが多く、小中規模のビルはほとんどありません。都心部と比べると賃料相場も低く、面積が必要でオフィスのスペックも大事にしたいという企業にはおすすめのエリアとなります。
その他にも設備に駐車場があることが多くまとまった台数の確保がしやすい、大型ビルであれば電気容量の増築がしやすいということもメリットにあがります。
今回は代表的なオフィスとして台場フロンティアのご紹介をします。
台場フロンティア
・立地
ゆりかもめ、りんかい線どちらも駅から徒歩3分以内という好立地に建つ大型ビル(基準階475坪)です。
周囲には海や公園があり開放的な空間が広がっているため、働く人のオン・オフを切り替えやすい環境と言えるでしょう。
・設備
ビル内にコンビニエンスストア、レストラン、クリニックなどがテナントとして入居しているので日中外に出ることなく要件を済ませることができます。
オフィスフロアに行くまでのフラッパーゲートでセキュリティ対策も万全です。
珍しい設備としてフロア共用部にリフレッシュラウンジが用意されているのです。
一息つきたいときに眺望を眺めながらコーヒータイムもできますね。
台場フロンティア
住所
東京都港区台場2-3-2
竣工
1995年10月
構造
地上23階 地下4階
最寄り駅
ゆりかもめ お台場海浜公園駅 徒歩1分
りんかい線 東京テレポート駅 徒歩3分
3.まとめ
今回は、東京臨海副都心の台場エリアについて紹介しました。コールセンターやバックオフィス機能で大規模な面積を必要とする場合に検討する企業も少なくありません。
残りの「青海地区」「有明北地区」「有明南地区」の特徴・おすすめビルもご期待ください。