オフィスの人数が増えていくと、管理しなくてはならない紙書類が増えてしまい、保管先であるキャビネットが必要になります。取引先、契約書が増えた場合や、資料の本が増えた場合はどのようなキャビネットを使って保管するのがベストなのでしょうか。
キャビネットはオフィスの印象を決めるだけでなく、しっかり考えて導入することで、仕事の効率を大きくアップさせてくれます。
本記事では、オフィスにキャビネットを導入する際の考え方やチェックポイントから、具体的な導入事例までご紹介していきます。
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オフィス用キャビネットを選ぶ際のポイントとは?
キャビネットを選ぶといっても、たくさん種類がある中からどう選べばいいのか悩んでしまうものですよね。
ここではそうした方に向けて、オフィスにピッタリのキャビネットを選ぶポイントを紹介していきたいと思います。
オフィス向きのキャビネットの種類
オフィス向きのキャビネットはいくつかの種類に分類できます。
ここでは、それぞれの種類について特徴をご紹介します。
両開き型
観音開き扉がついているタイプのキャビネットです。
中身が見えやすので整理整頓がしやすく、収納力が高いのが特徴です。
書類を頻繁に取り出す場合におすすめです。
オープン型
扉のついていないタイプのキャビネットです。
扉がないので中身の把握がすぐにでき、取り出しやすいのが特徴です。
たくさんの人が使用する書類などを保管するのにピッタリだといえるでしょう。
また、飾り付けをして、見せる収納としておしゃれに使うこともできます。
ただし、扉がないため中身が飛び出しやすい点に注意が必要です。
ラテラル型
引き出しがついているタイプです。
収納力が高く、引き出しを開けると一度にすべてを見渡すことができるので、ファイルの保管がしやすいのが特徴です。
収納物を隠すことができるので、オフィスをすっきり見せることも出来ます。
引き違い扉型
スライド式の扉がついているタイプです。
左右両側からスライドして扉を開けることが出来るので、扉を開ける分のスペースがいらず、狭い場所でも設置できるのが特徴です。
ただ、真ん中部分に置いたものが取り出しにくい場合があります。
サイドキャビネット
机の下や横などに設置できる引き出し型のキャビネットです。
個人用として使うことができるので、デスク周りなど整理整頓に便利です。
また、キャスター付きのものは移動もしやすいのでおすすめです。
オフィスキャビネットはどこで買える?
オフィス用のキャビネットは通販サイトや実際の店舗などで購入できます。
店舗であれば実際のものを見てサイズ感など確かめて購入できますが、購入後の運搬をどうするのか注意が必要です。
オフィスキャビネットの大きさってどのくらい?
キャビネットの大きさは、サイドキャビネットのように机の下に入るサイズのものから、高さが2m以上にもなる大型のものまで様々あります。
収納量や設置スペースに合わせてピッタリなサイズを選ぶようにしましょう。
オフィスのキャビネットの便利機能
オフィス用のキャビネットには書類収納に役立つ便利な機能がついているものもあります。
別売りの仕切りやハンガーフレームを追加することで書類整理がしやすくなります。
オープン式の場合は落下防止バーなどを追加すれば書類の飛び出しや地震対策になるのもポイントだといえます。
また近年では、社員証などを使って利用者を限定できる、セキュリティ対策に優れたタイプもあります。
オフィスにキャビネットを導入する前に確認しておきたい3つのポイント
キャビネットを導入したけどなんだか使い勝手が悪い、なんてことにならないように、キャビネットを導入する前に次のことを確認するようにしましょう。
・収納書類の量
・書類の種類
・設置場所
収納書類の量
どのくらいの書類を収納するのかをまずは確認しましょう。
収納する量がわからないまま購入すると、キャビネットが大きすぎたり、逆に書類が入りきらなかったりと失敗に繋がってしまいます。
収納量に合わせたキャビネットを選ぶようにしましょう。
書類の種類
どんな書類を収納するのかによっても、適切なキャビネットのタイプが変わってきます。
頻繁につかう書類はオープン型、重要なものなら鍵の付いているものというように、収納する書類に合わせてキャビネットを選ぶのも大事です。
設置場所
どこに設置するのかは決まっているでしょうか?
「購入したけどサイズが合わずに設置できなかった」「扉が開く分のスペースを考えていなくて使いづらい」なんてことにならないように、レイアウトをしっかり考えて、サイズを計ったうえで購入するようにしましょう。
おすすめ!おしゃれなオフィスキャビネットの導入事例5選
オフィスキャビネットをどのように活用すればいいのか、キャビネットの使い方や収納についていくつかご紹介します。
複合型キャビネットの活用
とにかく書類がたくさんあるという場合は、複数のキャビネットを組み合わせて利用してみましょう。
同じ引き違い扉型でも、上段にガラス戸、下段にスチール扉のものを組み合わせることで、よく利用するものは上にというように省スペースでもたくさん収納できます。
デザイン性のあるキャビネットの活用
変わったデザインのキャビネットをインテリアとして目立つ場所におく方法もあります。
一見とてもおしゃれですが、扉を開ければ通常のキャビネットと同じように利用できます。
置くだけでオフィスを華やかにすることができるので、来客など人の目が多く触れる場所におすすめです。
セキュリティ付きのキャビネットの活用
大事な書類を保管するキャビネットはセキュリティをどうするのかが心配ですよね。
鍵付きのものだけでなく、社員証やスマートフォンを使って利用者を限定できるキャビネットなら、セキュリティの強化だけでなく、職種や部署で使い分けることもできるのでおすすめです。
オフィスの仕切りとして活用
キャビネットを壁側に置くだけでなく、オフィスの仕切りとして利用するのもおすすめです。
パーテーションを新たに設置することなく仕切ることができるので、収納を備えつつ開放的にオフィスをレイアウトすることができます。
ファイルケースを活用して収納
引き出しタイプのキャビネットでは書類の量によっては倒れたりしていまします。
ファイルケースをセットすることで書類の量にかかわらずにキレイに収納できます。
また、オープン型などは書類を色や写真のラベルでファイリングすると分かりやすく収納できます。
まとめ
オフィスキャビネットについてその特徴や選び方のポイント等お伝えしました。
おしゃれなオフィスキャビネットを導入すると、それだけでオフィスが華やかな印象を持ちますし、便利な使い方まで考えてレイアウトを組むと作業効率を大きくアップさせることができます。
オフィスでのキャビネットの選び方に迷っている方は、ぜひ本記事の内容をご参考ください。