株式会社KITEN

100坪~300坪
25〜50人
IT・通信
メーカー
不動産・建設
士業・コンサルティング
拡張移転
設立から5年以内

前オフィスと同じ渋谷道元坂エリアに絞った移転を希望。オフィスを訪れるすべてのひとの印象に残る「普通ではないオフィス」を実現

顧客企業の成長を支援する広告事業の他、企業の成長を後押しするコンサルティングに近い事業、ECメーカー業から不動産仲介サービスなど多種多様な新規事業と、多様な事業を展開している株式会社KITEN。

以前は渋谷のシェアオフィスにオフィスを構えていましたが、従業員数の増加に伴い、自社オフィスを構えることに。前オフィスと同じ渋谷道元坂エリアで、かつ駅から徒歩でアクセスのしやすい物件が希望でした。今回は、本移転の物件紹介はもちろん、内装会社もご紹介し、理想とされるオフィス像の実現に向けてお手伝いをいたしました。

代表取締役社長 松村様、移転プロジェクトに携わった管理部の小松様にお話を伺いました。(以下敬称略)

背景・課題

  • ・クリエイティブな仕事を行う会社として、「普通のオフィス」にはしたくなかった
  • ・出社メインのため、キャパシティの確保が必須だった
  • ・通勤面でも仕事面でも、前オフィスからあまり離れない渋谷道元坂エリアの物件を希望。外観にもこだわりがあった

ポイント

  • ・外観・広さ・賃料と条件を満たす物件を諦めず探し、希望通りの物件に決定
  • ・コンペを経て、尖った内装案を提示した内装会社に依頼
  • ・従業員、採用候補者、顧客の3軸にとって印象に残るオフィスを構築

従業員数の増加により、シェアオフィスから自社オフィスへの移転を決断

――お二人の普段の業務内容、今回の移転で担われた役割についてお聞かせください。

右:代表取締役社長 松村様 左:管理部 小松様

松村

経営全般、子会社化した企業の経営管理やアドバイザリー、採用業務や新規事業立ち上げなどが私の役割です。オフィスに関しては、支社立ち上げの際に監修を務めてきました。自社の移転は初です。

小松

普段は経理がメインですが、移転時はバックオフィス全体を担当しました。私もオフィス移転には今回初めて携わりました。

――今回の移転の背景、目的についてお聞かせください。

松村

キャパシティ問題が移転理由です。前オフィスはシェアオフィスでして、従業員数の増加に伴い、自社オフィスを構える運びとなりました。

――貴社の働き方についてお聞かせください。

松村

基本スタイルは出社ですね。メイン事業である広告業界は情報がお金になる業界といっても過言ではない上、トレンドの移り変わりが激しいという特徴があります。リモートワーク中心だと情報交換が必要最低限になり、業務が属人的になってしまい、離職へのハードルが低くなります。

離職率が高い状況では人への投資もしづらいですが、私の理想は人に投資をし、若手が未経験から入って一流のビジネスパーソンになれる会社です。その理想を叶えるためには、分け隔てなく言い合える関係性の構築が重要であり、出社が適していると考えています。

――自社オフィスを構えるにあたり、どのような条件を重視しましたか?

松村

まずはエリアですね。前オフィスが道元坂エリアだったため、渋谷のなかでも道元坂側の物件を希望していました。あとは必要なキャパシティ、賃料、外観。いくら内装を綺麗にできたとしても、外観があまりにも古びていたら出社時に気持ちが萎えてしまうだろうと思ったため、ビル自体の見た目も重視したいと思っていました。

条件に見合う物件が少なく、期間も限られていた物件探し

――弊社との出会い、印象についてお聞かせください。

松村

移転するかどうかわからない時期に紹介でお会いしたのが最初です。その後、実際に移転することが決まり、お願いすることにしました。

御社の印象というより、まずオフィス仲介会社にお願いすること自体に対して、コストがかかりそうだと思っていましたね。ただ、話を聞いていると自分たちで物件を探すのはなかなかに手間がかかりそうだということがわかり、プロにお願いしたほうが良いと判断しました。柳沢さんに対しては、動き回ってくれそうな人だなという印象を持ちましたね。実際、本当に動き回っていただけたと思っています。

――現在の物件に決まるまでの経緯についてお聞かせください。

松村

道元坂エリアかつ、渋谷駅から徒歩アクセスがしやすい場所となると物件が限られてしまいます。おまけに短期で物件を決めなければならなかったため、柳沢さんにとっても本当に難しい仕事だったのではないかと思います。さらに「もう少し安くならないでしょうか」という無茶ぶりもしましたしね(笑)。

弊社:柳沢

ご提案から内見、決定までの期間が1ヵ月ほどと、スピーディーでした。おっしゃる通り、条件に見合う物件数が少ないのが難点でしたね。

小松

私は柳沢さんと一緒にあちこちの物件を見て回りました。条件に合う選択肢が少ないなか、合う物件情報を持ってきていただけて感謝しています。

弊社:柳沢

寿パークが募集開始になったという情報を得て「ここしかない!」と思い、即ご連絡をいたしました。

松村

期間・エリア・広さや賃料といった諸条件という制約があるなかで、諦めずに探し続けてくれたことに感謝しています。私も営業経験があるのでわかりますが、営業の仕事は数字を出すことなので、成約まで時間がかかってしまいそうであれば、別に注力したくなるお客様が出てくることもあると思うんですよね。そこを粘り強く取り組んでいただけたので、結果これ以上ないと思える物件に出会えたのだと思っています。

小松

いつも、こちらが尋ねる前に候補を出してきてくださったことが印象に残っています。柳沢さんとのコミュニケーションはLINEで取っていまして、そこがスピード感あるやり取りに繋がったのかもしれません。

松村

弊社はメールを見る文化があまりないですからね。

小松

そうなんです。LINEでやり取りしていただけたのは非常に楽でした。あと、私と松村との間で把握している情報に差が出ないよう配慮いただけたのも助かりました。

弊社 柳沢

弊社:柳沢

ありがとうございます。きた連絡は5分以内に返そうと意識していました。小松様がおっしゃったように、松村様とのやり取りで進んだ話を小松様への連絡時に盛り込むなど、両者の情報の橋渡しも意識していました。

松村

そのおかげでコミュニケーションエラーが出なかったのだと思います。

――物件が決まったあと、内装作りに関してはいかがでしたか。

弊社:柳沢

内装にもこだわりがおありとのことで、内装会社をいくつかご紹介しました。コンペを経て今のオフィスになったと伺っています。実は、個人的には「多分これは選ばないのでは」と思っていた案に決められたとお聞きし、びっくりしたんですよ。尖った内装を選ばれたなと。

松村

普通のオフィスは嫌だったんですよ。最初に出てきた案は個人的にどれも普通だなと思ったくらいで。

小松

とにかく「普通は嫌です」と業者さんにお伝えしていました。

提供写真:プレゼン時に内装業者が提示した模型

松村

最終的には、若いメンバーが集う、仲間と楽しみながら成長して稼ぐクリエイティブな会社だというところを弊社ホームページから汲み取っていただき、いい案を出していただけました。

オフィスは誰のものなのかと考えると、3つの軸があると思うんですね。For member, for recruit, for client。つまり、従業員軸、採用軸、クライアント軸です。従業員がモチベーション高く働ける場所、面接を受けに来る候補者が「ここで働きたい」と思ってもらえる場所、来社されるお客様の印象に残る場所ということですね。

弊社は渋谷駅からアクセスしやすいため、クライアントが来てくださることが多いです。そんなお客様に対してウェルカムバリューを作りましょうということで、弊社のエントランスは全体がほの暗く、金属的な感じがあり、緑を基調とした空間に盆栽が置かれている、というオフィスらしからぬ作りになっています。印象的なオフィスを聞かれたとき、「KITEN社のエントランスが変わっていた」と思い出してもらえるような場所になったのではないかと思いますね。

先進的な雰囲気に盆栽というギャップが印象的なエントランス

弊社:柳沢

本日拝見しまして、あらためて印象深いエントランスだなと思いました。

松村

お客様をお通しするのは大体こちらの会議室なので、ここの内装にもこだわりました。ただ観葉植物を置くのは普通なので、ショーケースの中にイミテーショングリーンを置き、ライトアップすることで一風変わった会議室になっています。

会議室

もう1つの会議室は升目模様の壁紙にピンクのチェアと、また違った印象

小松

従業員に対して設けた場所としては、リフレッシュスペースや仮眠室、一般的にファミレス席と呼ばれる通称「焼肉スペース」が挙げられます。仮眠室にはフルフラットで横になれる革張りのソファがあり、利用率が高いです。焼肉スペースはミーティング用を想定していたのですが、実際には個人利用も多くされています。焼肉スペースの由来は、テーブルを含めた雰囲気が焼肉屋っぽいからです(笑)

従業員に人気の焼肉スペース

リフレッシュスペース

※オフィスツアー(詳細)についてはこちら

新オフィスは社内外からも好評。2~3年はこのオフィスを使い倒したい

――移転後、周りの反応はいかがですか?

松村

従業員、採用候補者、お客様いずれからもいいお声をいただいています。弊社のメイン事業である広告にはロジック的な部分もありますが、感性要素が強く、はっきりとした答えがないんですね。内装にこだわったこのオフィスを作れたことは、弊社のものづくりへの感度やこだわりの高さの証明にもなっていると思います。

――今回の移転の振り返り、今後の展望についてお聞かせください。

小松

初めての移転にしては、柳沢さんにサポートいただいたこともあってスムーズに進められたと思います。すでにこちらの内装や外観の好みも把握してくださっていると思いますので、いつかまた移転の機会があったときにはその際も良い提案をいただけるのではないかと期待しています。

松村

納得のいく移転ができて、満足していますね。今のオフィスは70~80人が入れる広さで、現在の従業員数は40~50人。2~3年はこのオフィスでやっていきたいと思っています。成長する企業にはコミュニティの風土、カルチャーフィットできているかどうかが重要であり、オフィスはそのために重要な場所だと思っています。

弊社の従業員は業界未経験者ばかりなので、このオフィスでキャリアを重ね、ここから新事業が生まれてくるのが楽しみですね。

会社概要

会社名
株式会社KITEN
移転先
東京都渋谷区道玄坂1-20-8 寿パークビル5F
従業員数
40名~50名程度(取材時)
移転後坪数
約100坪
企業URL
https://kit-en.co.jp/
取材
2023年10月

                          取材・文:卯岡 若菜 撮影:竹井 美砂子

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