リアルな悩みと知見を共有し、これからのワークプレイス戦略を考える―ファシリティ担当者のためのイベント「IT Workplace Conference」を株式会社MIXIと共同開催

  • イベントレポート

2026年2月20日、IT企業のファシリティ担当者向けイベント「IT Workplace Conference」を株式会社MIXI(以下、MIXI)と共同開催しました。

当日は、会場となったMIXIのオフィスツアーを皮切りに、ファシリティ担当者同士のクロストークや参加型セッション、交流会などを実施。参加者同士がリアルな悩みや知見を共有し、次のオフィス戦略を考える場となりました

市場変動のなかで求められる「共通の視点」

開会挨拶では、弊社統括責任者の長倉より渋谷スクランブルスクエアへの移転をサポートしたMIXIとの関係性に触れつつ、本イベントの目的やオフィスを取り巻く近年の急激な変化に対する業界関係者の目線を統一することの重要性を強調しました。

次いで、株式会社MIXI はたらく環境推進本部 せいかつ環境室 マネージャーの嵯峨勇さまが登壇。はたらく環境推進本部の役割や、MIXIのオフィス遍歴、フロアごとのコンセプトなどをご説明いただきました。

MIXIのオフィス見学ツアー

渋谷スクランブルスクエアにあるMIXIのオフィスは、28階から36階まで9フロアにまたがっています。特徴的なのは、フロアごとに明確なコンセプトを持たせていること。

今回は、28〜34階の執務エリアを除き、35階の「Bazaar」、36階の「museum」を見学しました。

「museum」は驚きと発見をテーマにした空間で、20mに及ぶLEDパネルを設置したエントランスが印象的。オープンなコミュニケーションを誘発する仕掛けに、参加者同士の会話も弾みます。

20mに及ぶLEDパネルがあるエントランス

「Bazaar」は、食堂やラウンジ、スタジオなどが集まる交流の場。バラエティに富んだビュッフェのメニューや景色の良さに感嘆しながら、オフィス内コンビニ、9フロアをつなぐ内階段などをぐるりと回遊しました。

詳しいオフィスの様子は、以下の記事からもご覧いただけます。

FMsalon “MIXIオフィスツアー”イベントレポート

MIXIご移転事例

クロストーク:20・30代担当者が語る、ファシリティ担当者としての未来

オフィスツアー後は、オフィスの運用実務を担う20~30代ファシリティ担当者3名によるクロストークセッションが行われました。

会社の土台を作る重要な仕事でありながらその成果は可視化されにくく、評価が不透明になりがちなファシリティ業務。企業ごとに異なる業務範囲や、現場で直面する課題、気になる目標設定と評価方法などについて、率直な声を聞くことができました。 

直面する共通課題:現場ニーズと経営判断のバランス

オフィスに関する要望は、従業員からも経営層からも多く寄せられます。働きやすさを高めるためのニーズを受け止めながらも、コストや運用面を踏まえた全社最適とのバランスを取る難しさを登壇者3人はそれぞれ語りました。

「前例を踏まえて上長に相談し、判断する」、「対話で最適化を図る」、「日中の雑談で方向性をすり合わせる」といった各社の工夫が明かされると、会場のあちこちで頷いたり、メモをとったりする様子が見られました。

クロストークから見えたもの 

終始和やかに進んだクロストーク。

3名の登壇者の話から、ファシリティ業務は単なる施設管理から「経営と現場を繋ぐ戦略的パートナー」へと進化を遂げており、どの担当者も試行錯誤しながら日常業務にあたっている様子が見えてきました。

働き方改革の推進や、ブランド価値を高めるオフィスイノベーションを担うファシリティ業務の価値の可視化と、納得感のある評価の仕組みの構築が今後の共通課題といえそうです。

参加型コンテンツ:本音で読み解く!ファシリティのリアル 

クロストークに続いて行われたのが、来場者への匿名アンケートをリアルタイムで集計し、その結果をもとに登壇者がトークする「参加型コンテンツ」です。

有名IT企業でファシリティマネージャーを担う、ファシリティ業務のプロフェッショナル3名が登壇しました。

冒頭では、都心オフィス市場の変化を象徴する賃料相場のクイズを実施。東京都心部の賃料上昇が顕著であることを改めて確認し、会場の共感を誘う導入となりました。

匿名アンケート結果から見えた、ファシリティ業務のリアル

匿名アンケートは全5問。


500坪以上のオフィスにおける「再契約交渉のタイミング」についてのアンケートでは、「1年前から」という回答が最多となりました。しかし、登壇者からは「移転の検討自体はもっと前から始めて、実際の交渉は状況を見てアプローチのタイミングを決める」という声が相次ぎました。

マーケット状況を継続的に収集し、変化に柔軟に対応できるよう準備しておくことが重要だといえそうです。

※当日のアンケート結果を本レポート用に再編集

「会議室の空予約問題」に関するアンケートでは、参加者の9割以上が課題を感じていることが明らかに。登壇者からは、根本的な解決策として会議を減らす取り組みや、チェックインが行われない会議予約を自動解放する仕組みを導入するなど、ソフト・ハードの両面から改善を進める具体例が挙がりました。

※当日のアンケート結果を本レポート用に再編集

さらに、「オフィスDX」についてのアンケート結果に対する登壇者からのコメントでは具体的なDXソリューションも紹介され、会場の関心を集めていました。

このほか、オフィス移転やリニューアルの際に避けて通れない「内装工事費」の予算申請額や、賃料や工事費が高騰する中で移転・増床・新規開設の計画をどう実施判断したのか、といったアンケートに対し、匿名ならではのリアルな結果が垣間見えました。

普段は表に出にくい意思決定やコストの実態が可視化され、登壇者と参加者が同じ目線で議論を深めていく姿が印象的でした。

交流会:参加者同士の活発な情報交換の場に

交流会は、MIXIの食堂でお食事を楽しみながら、セミナーにご登壇いただいた企業さまへの質問や参加者同士でのリアルならではの情報交換など、活発なコミュニケーションの場となりました。

参加者の声

・(MIXIオフィスツアーについて)オフィス移転の際のご担当者のこだわりポイントなどが散りばめられており大変参考になりました。

・20〜30代のファシリティ担当者にフォーカスしたイベントはまだ多くなく、これから経験を積もうとしている方々が成長のヒントを得られる場も限られている中で、今回の内容は非常に学びが多く、有意義な機会であったと感じました。

・全部面白かったです!その中でも、クロストークの参加スタイルは登壇する会社のお話だけでなく、匿名でもリアルな情報に触れられて面白かったです。

・同じ課題を抱えていたり、解決策についても同じく共通するお話しが聞けて良かったです。

おわりに

オフィスを取り巻く環境が急速に変化するなか、企業ごとにオフィス戦略の最適解は異なります。しかし、このように企業の垣根を超えて実務の知見を持ち寄る場があると、より自社にあったオフィスの在り方を描きやすくなるのではないでしょうか。

参加者同士の共感と学びが交差する、実務者コミュニティならではのイベントでした。

イベント概要

■イベント名:IT Workplace Conference

■開催日:2026年2月20日(金)

■イベント特設サイト:https://corp.hataraba.com/it_workplace_conference/

一覧に戻る

お客様に
「最高のオフィス移転体験」を

オフィスのことでお困りごとがあれば、
お気軽にご相談ください。

採用情報

株式会社HATARABAでは「人は財なり」の考えのもと、会社は第一に社員の為にあると考えて創業されました。
努力できる社員が報われる会社であり、社員の夢を実現できる会社でありたい。
そんなHATARABAで、働いてみませんか?

採用サイトはこちら

お問い合わせ

お客様に最高のオフィス移転体験を
無料相談・お問い合わせなどお気軽にご相談ください。

03-5464-1315

平日 9:00〜18:00

              お問い合わせフォーム

×
ページの一番上へ