株式会社アルダグラム

ソフトウェア・アプリケーション
300坪~1000坪
100~300人
拡張移転

「人と未来に投資する」従業員の能力が最大限発揮できる環境へ

「Unlock Your Value.」というミッションのもと、ノンデスクワーク業界の生産性向上を実現する現場DXサービス「KANNA」を提供している株式会社アルダグラム。2019年5月の創業以来、「人と未来に投資する」という信念を大切にしています。

事業投資のためにオフィスコストを抑えてきた同社でしたが、事業成長と組織拡大に対応できる体制を強化するために、住友不動産虎ノ門タワーへ移転。物件選定から移転完了に至るまでのプロセスを、株式会社HATARABAが全面的にサポートしました。

今回は、COO渥美さん、人事マネージャー重田さん、デザイナー清水さんに新オフィスに込めた想いを伺いました。(以下、敬称略)

背景・課題

  • 固定費を抑えつつ、希望に合った物件を見つける必要があった
  • 週2日の全員出社を実現するため、全従業員が通いやすい立地の確保が必須だった
  • SaaSビジネスの成長に不可欠なチーム間コラボレーションを促進する空間が求められた

ポイント

  • 初めての長期契約物件で、中長期的な組織力強化の基盤を確立
  • カフェスペース新設など、コラボレーションを促す空間設計で従業員満足度が向上
  • 旧オフィスの約2倍の広さとなり、開放的で居心地の良い空間に

アルダグラムが貫く「人への投資と成長」。未来を見据えたオフィス戦略

皆さんが今回のご移転で担われた役割を教えてください。

株式会社アルダグラム COO 渥美さん

渥美

私はCOOとしてプロダクト開発、コーポレート、マーケティングの3分野を管理しています。今回の移転ではコーポレート部門としてプロジェクトオーナーを務めました。

株式会社アルダグラム 人事マネージャー 重田さん

重田

私は人事マネージャーとして採用、育成、組織開発を担当しています。前回の移転も経験しており、今回はプロジェクトマネージャーとして移転全体をリードしました。

株式会社アルダグラム デザイナー 清水さん

清水

私は普段、アプリのUIやグラフィックデザインを担当しています。今回の移転では、内装デザインやトーンのすり合わせ、インテリアの選定を担当しました。

これまでのオフィス移転の遍歴を教えていただけますか。

渥美

私とCEOの長濱は、同じシェアハウスで出会ったのですが、創業時は私たちが住んでいたシェアハウスのリビングを使用していました。スタートアップ企業は資金が潤沢ではないため、限られた経営資源の中で事業成長を目指す必要があります。そのため、オフィスにかける費用を極力抑制し、その分を未来への投資に集中させるという方針を徹底していました。

初めて契約したオフィスは株主様のご厚意により、使用されていた区画を居抜きとしてそのまま利用させていただきました。さらに、本来発生する原状回復費用についても、株主様にご負担いただくこととなり、多大なご支援をいただきました。

その後2020年に、50人程度が入れる日本橋のオフィスに移転しました。日本橋オフィスは取り壊し予定の物件だったため、入居期間が限られている分、賃料を抑えることが出来るというメリットがありました。弊社の成長率を考えると、長く腰を据えるフェーズではないと判断したんです。

HATARABA西川

西川

どのタイミングで、どのようなオフィスへ移転するかという判断は、見極めが非常に難しいポイントなんですよね。

重田

スタートアップは従業員数が増加していくので、数年であっという間にオフィスのキャパシティーがいっぱいになることがあります。一方で、数年以内に取り壊される物件はコストメリットもあり、従業員の増加によって数年以内に移転する可能性が高い私たちと、とても相性が良かったんです。そのため、日本橋の次となる浜松町オフィスも同様に取り壊し予定のある物件を選びました。

HATARABA新井

では、今回はどうして、住友不動産虎ノ門タワーへ移転されたのでしょうか。

渥美

弊社は「人と未来に投資する」という信念のもと、オフィスにかかるコストはできるだけ抑えたいと考えていました。一方で、事業拡大に伴う人員増強と生産性向上に対応するためには、オフィスの立地やレイアウトにもこだわりたいと思っていました。

住友不動産虎ノ門タワーは、「低コスト×従業員の能力」が最大限に発揮できる環境が実現できそうだと思い、移転先として決めました。

HB新井

アルダグラムさんからお聞きしていた要望に合うオフィスビルをいくつかご紹介させていただきました。その中でも特に相性がよかったのが、今回ご移転をされた住友不動産虎ノ門タワーでした。

重田

素敵なビルをご紹介いただき、大変ありがたかったです。条件面も交渉をしていただき、HATARABAさんのおかげで、移転費用と固定費をだいぶ抑えることが出来ました。おかげで、人件費や採用・マーケティングなどに資金を回すことが可能になりましたし、これからさらに採用を強化し、事業成長へと繋げていけそうです。

コミュニケーション促進と、従業員の能力が最大限に発揮できる環境を整備

改めて、移転の目的について教えていただけますか。

渥美

一番の目的は、事業成長のための組織力強化です。私たちのSaaSビジネスは、チーム間のコラボレーションによって成長していきます。たとえば営業、開発、CSがそれぞれの立場で得た情報や考えを共有し、プロダクトを改善していくことで事業も成長する。だからこそ週2日は全員が同じ曜日に出社し、コラボレーションのチャンスを逃さないようにしています。

重田

そのコラボレーションを行うためには、個々人が集中する時間も必要だと考えています。出社日以外はリモート勤務もできるようにすることで生産性が上がり、メリハリも生まれます。その方が出社する意義もよく理解できる。自身の能力にフォーカスして成長した上でコラボレーションすることが、より良い成果につながると考えています。

今回の移転でご希望された条件についてお聞かせください 。

渥美

今回の移転では、大きく分けて3つの条件がありました。1つ目は、全従業員が出社出来る面積を確保すること。2つ目はビルグレードや設備が整っていること。3つ目は、今いる全従業員が通いやすい立地であることです。

全員出社にも対応可能な広々とした執務室

清水

これまで都心にオフィスを構えてきたため、従業員の居住地は関東圏に分散しています。都心から離れたオフィスになってしまうと、物理的に通えなくなる人も出てくる可能性がありましたので、それは避けたかったんです。

重田

虎ノ門は交通の便が良く、複数路線が使えるため、子育て世代の従業員も通いやすく利便性が高いと教えていただきました。

HB新井

従業員のみなさまのライフステージの変化はもちろんですが、提案を進める中で、階段を駆け上がっていくように成長する事業計画書を拝見しました。「この計画に見合う、先を見越した物件の提案はなかなか大変だな」と感じたことを覚えています。

HB西川

移転してもすぐにまた移転が必要になると、余計にコストがかかります。次の移転までの計画も考慮し、スピード感を持って今回の移転を完了させる必要がありました。ご希望に添えるよう、私たちも全力で取り組ませていただきました。

オフィス移転後の反響はいかがでしょうか。 

重田

とても好評ですね。旧オフィスから執務スペース・会議室・リフレッシュスペースを合わせて、広さは約2倍になりました。

清水

新オフィスは、都心を一望できる最高の眺望と、窓が多く自然光が差し込む明るく開放的な空間です。

旧オフィスではビル館内に入っていたカフェを、気分を変えたりちょっとした打ち合わせをする際に活用していました。そこで今回のオフィスでは、専有部にカフェスペースを設けました。植物を多く配置し、落ち着いた雰囲気の中で従業員同士が部署を横断して気軽に交流できる空間を目指しています。

渥美

カフェスペースは積極的に活用されていて、昼食やミーティングなど様々な用途で使われています。約7割の従業員が日常的に利用していますね。

重田

さらに、候補者や人材紹介会社様からの反応も良くなり、採用活動にもプラスの影響が出ています。オフィスが綺麗で広く、周辺の飲食店も多いため、従業員からも「出社の楽しみが増えた」という声もあがっています。

清水

まさに、アルダグラムのブランドイメージを体現するオフィスになったと感じています。エントランスにはシンボルツリーを飾っています。弊社にとっては、「木」は特別な存在で、木の成長のように会社も成長を続けていけたらと考えています。

エントランスではシンボルツリーがお出迎え。

世界中のノンデスクワーカーのために。グローバル展開への挑戦

今後の展望を教えてください。

渥美

オフィスを起点とした交流を、さらに活性化させたいと考えています。社内での交流イベントはもちろんですが、社外の方を招いてのイベント、たとえば採用イベントやお客様との勉強会なども増やしていきたいです。実はこういったことはこれまでやってこなかったので、交流を通じて外部の方の声から刺激をいただき、さらに事業を成長させていけるのではないかと思っています。

重田

実際に従業員からも「もっと社外の方やお客様と関わってみたい」という声が上がっていて。このオフィスに移転してからそういった意見が出てきたことに、とても嬉しさを感じます。

渥美

事業の展望としては、世界中のノンデスクワーカーの業務を効率化し、働き方をより良くしていくことを目指しています。現在、タイのバンコクやインドネシアのジャカルタにも拠点がありますが、さらに海外拠点を増やし、世界中のノンデスクワーカーのお役に立てるサービスを提供していきたいと考えています。

HB西川

アルダグラムさんの規模で、すでに世界進出をされているスタートアップはあまり多くありませんよね。将来のイメージがしっかりある皆さんだからこそ、ワールドワイドな視点でビジネスを展開されている。私たちも伴走しながら学ばせていただいています。

最後に、HATARABAと営業担当へのご感想をお願いします。

重田

4つの良かった点があります。1つ目は、とにかくレスポンスが早く、困ったときにすぐ対応してくれるところ。2つ目は交渉力があるところです。無理難題もまずは相談に乗ってくださいますし、「それはさすがに難しい」という現実的なアドバイスも正直に言ってくださる。そのバランスが素晴らしくて。

3つ目は、ワンストップで移転に関わる業者を紹介してくれるところ。内装や搬入など、移転ではやることが山のようにある中で、お二人に相談すればすぐに私たちに合う業者を紹介してくださるので本当に助かりました。

4つ目は、意思決定の特徴や好みを理解してくださっているところ。HATARABAさんにお願いしたのは、今回で2回目でもあり、私たちのことをよく分かってくれているなと改めて感じました。コミュニケーションロスなく、スムーズに進められたのもありがたかったです。

渥美

オフィス移転をお願いした際には、本当に多くの物件を見せていただいて。私たちも勉強になりましたし、お二人との信頼関係が構築できたと思っています。今では「背中を預けられる」と思うほど信頼しています。

HB新井

アルダグラムさんは信頼関係を大切にしながらプロジェクトを進行されていて、その上での交渉なので、どの立場の人も進めやすかったと思いますし、私自身も単純に楽しかったです。マーケットの変化が激しく、次の移転では新たな課題も生まれるとは思いますが、それも含めて前向きに楽しく長くお付き合いさせていただきたいです。本日はありがとうございました。

会社概要

会社名
株式会社アルダグラム
移転先
東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 住友不動産虎ノ門タワー 26階
設立
2019年5月8日
従業員数
75名(2025年9月時点)
移転後坪数
約340坪
企業URL
https://aldagram.com/
取材日
2025年10月

取材・文:源 詩帆 撮影:竹井 美砂子

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